古今洋歌集

…力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をも哀れと思はせ、男女の仲をも和げ、猛き士の心をも慰むるは、それ歌なり。
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Old Timey (2) 淑女懐古を愛す
 オールドタイミーの流行に「それなら私よ」と直球勝負で挑み成功したのが、ご存じマリア・マルダー。リプリーズから1973年にソロ盤「Maria Muldaur(邦題オールドタイム・レディ)」と74年「ドーナツショップのウェイトレス」を続けざまに出す。シングルカットした「真夜中のオアシス(Midnight at the Oasis)」はビルボード最高6位に。もともと1960年代からイーブン・ダズン・ジャグバンド(Even Dozen Jug Band)やジム・クェスキン・ジャグバンド(Jim Kweskin Jug Band)に旧姓ダマート(Maria d'Amato)の時から参加して、古いフォークやブルースやジャズやカントリーをずっと歌っていた人だから、年期が入っていて上手いワケだ。

★真夜中のオアシスRemix⇒WHAT IS HIP? (全曲聴けます。ほかにも、AMBROSIA「Biggest part of Me」TODD RUNDGREN「Hello,It's Me」AMERICA「Ventura Highway」など。)

'73年当時、マリア姐さんは30歳。キャロル・キングが「ライター」を出した年齢と一緒ですね。音楽と実生活のパートナーだった夫(マリアにジェフ、キャロルにジェリー・ゴーフィン)と別れ、ソロで成功したのも同じ。若く伸びやかな声、嫌味にならない色気もあって、いろんなジャンルの歌をこなしている。演奏陣もエイモス・ギャレット、ライ・クーダー、グリスマンとリンドレーの両デビッド、ジム・ケルトナー、ドクタージョン等のメンバーで固めた傑作。リリース当時から時代を超えてるので、いまでも魅力が衰えない。ジャケットも時空を飛んでおります。また、最近では(子供向きアルバムも含めて)1998年から7年連続でアルバムをリリースしているのにも驚く。

 英国淑女も1973年、負けじとオールドタイミー盤を出しております。マリア姐と同じように名門フォークグループ(こちらはフォザリンゲイFotheringay、フェアポート・コンヴェンションFairport Convention)の出身でソロになったサンディ・デニー。マリア・マルダーと同じくジョー・ボイドというプロデューサーが関わっていた。1970年当時はイギリスで最も人気があった女性歌手でした。「オールド・ファッションド・ワルツ」は、アイランドレーベルから。自作曲に交えジャズとブルースの古いところを2曲。マリア姐のような色気はありませんが、甘さがなく凛としてどこか日本の侘び寂びにも通じる歌声だった。1978年に病気で亡くなってしまいました。90年代のケルトブームなぞまったく知らずに。もし生きていたら、どんな歌手になっていただろうか?


マリア姐、ここらはすっかりブルース歌手ですね。ブルース回帰のブームに乗りつつも、米メジャー会社とは距離を置いて趣味音楽を貫く。もとヒッピーの女王とも言われた姐さんらしい。

(左)1999年盤:チャールス・ブラウン達とブルース三昧(中)2001年盤:豪華ゲストとがっぷり四つでブルース巡礼(右)2003年盤:ペギー・リー十八番集

★ジャグバンドの歴史と写真コレクション(モカジャバSite)
http://plaza14.mbn.or.jp/~mocajava/jug.html
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- | 2007/03/24 3:49 PM
 
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